廃水(排水)処理ビジネスの最前線
‐市場動向、コア技術、技術動向、研究開発、海外展開‐

＜趣旨＞
　 水処理ビジネスは、国内市場の縮小、公共需要の縮減、低炭素化社会への移行、第6次 総量規制 施行などの影響を受けて、事業環境が大きく変化しつつある。廃水処理 ビジネスも、そうした市場の変化の中でこれまでにない包括的な対応が求められている。廃水処理 ビジネスの特性を理解するためには、そのコアー技術のコスト・インパクトと環境への影響を理解しておくことが大切である。
　本講演ではこの理解の下に、市場規模の変化、技術の動向、研究開発のあり方、海外事業展開の方法について解説を行う。

１．廃水処理市場の変遷と事業形態
　1.1 環境市場形成要因
　1.2 国内市場の変化
　1.3 海外市場
　1.4 水ビジネスの形態

２．コア技術の基本と経済性・環境への影響
　2.1 沈澱・浮上分離
　2.2 凝集反応・凝集剤
　2.3 濾過
　2.4 好気性生物処理
　2.5 メタン発酵
　2.6 膜分離

３．技術動向
　3.1 生物処理
　　3.1.1 新しい活性汚泥法
　　3.1.2 生物膜法
　　3.1.3 嫌気性処理法
　　3.1.4 脱窒‐アナモックス システム
　3.2 物理化学処理
　　3.2.1 電気分解法
　　3.2.2 触媒酸化法
　　3.2.3 促進酸化法(ＡＯＰ)
　　3.2.4 マイクロバブル
　　3.2.5 リン 吸着除去
　3.3 生物処理＋物理化学処理
　　3.3.1 膜分離活性汚泥法
　　3.3.2 汚泥可溶 ・ 減容化 システム

４．技術研究開発
　4.1 技術開発予算
　4.2 関発ドメインとアプローチ
　4.3 開発体制
　4.4 事業化への道筋

５.海外事業
　5.1 有望市場の見つけ方
　5.2 海外市場が求める技術・システム
　5.3 技術移転の効果的な進め方
　5.4 市場開拓リスク低減

　　□質疑応答・名刺交換□