バイオプラスチック セミナー|技術セミナー バイオプラスチック,バイオマスプラ,バイオマス樹脂(バイオ樹脂,バイオベース)生分解,ポリ乳酸,製品の問題点,課題

 
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環境・新エネルギー セミナーバイオマスプラスチック セミナー2009年8月 > バイオマスプラスチックの最新開発動向
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バイオマスプラスチックの最新開発動向
 
バイオマスプラスチックの最新開発動向
環境に配慮したバイオベースポリマーの最新動向を学ぶ。
国際的にも関心が高い、植物由来の原料から作るプラスチックの現状、技術課題、トレンドとは!?
■講演会の概要
日時: 2009年8月21日(金) 10:00〜16:20
会場: 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第2講習室
≪会場地図はこちら≫
※急ぎのご連絡は(株)メガセミナー・サービス(TEL06-6363-3359)まで!!
受講料:
(税込)
(税込) 52,500円
 ⇒E-mail案内登録会員 49,800円(ネットからお申し込みの方、全員)
  
※資料・昼食付
上記価格より:
<2名で参加の場合1名につき7,350円割引
<3名で参加の場合1名につき10,500円割引>(同一法人に限ります)
講師: 第1部 非可食資源由来バイオプラ(サトウキビ由来ポリエチレン)の開発動向(仮)
≪10:00〜11:00>>

豊田通商(株) 事業開発部 第二プロジェクト推進室 杉山 英路 氏

第2部 植物由来プラスチックの最新動向とフィルム・シートの実用化例
≪11:10〜12:10>>

三菱樹脂(株) 事業企画開発一部 フィルム事業開発室 エコロージュグループ
グループマネジャー 吉賀 法夫 氏
【経歴】
1974年 名古屋工業大学 大学院 修士課程 修了
1974年 三菱樹脂(株) 入社。以来、研究所にて新製品の開発業務に従事。
1999年より「エコロージュ」の商品開発に従事、現在に至る。

【活動】
2007年よりJBPA(日本バイオプラスチック協会)の企画調査委員会広報WGのGLとして広報誌(BPJ)の企画、展示会&セミナーの企画、書籍企画を担当。
2008年発刊の「バイオプラスチック 材料のすべて」(日刊工業新聞)の執筆/編集に携わる。

第3部 植物由来プラスチックの耐熱性付与、発泡特性付与と成形技術
≪13:00〜14:00>>

ユニチカ(株) 中央研究所 研究開発グループ グループ長 上田 一恵 氏
【経歴】
1986年 神戸大学 工学部 工業化学科 卒業
1989年 ユニチカ(株) 入社
1999年 神戸大学 工学部 工学博士
【専門】
高分子合成、加工、物性
【受賞】
2006年 日経BP技術賞

第4部 バイオマスプラスチックの難燃性付与とその評価
≪14:10〜15:10>>

富士ゼロックス(株) 画像形成材料開発本部 機能部材開発部 マネージャー 高木 誠一 氏
【経歴】
1977年 東京農工大学 大学院工学研究科 高分子物性専攻 修士課程 修了。
1990年 富士ゼロックス(株) 入社、トナーの研究開発、商品化を担当。
2002年より将来技術研究所で先端技術を担当、バイオマス樹脂の事務機器への適用可能性について調査・研究を開始。その後、本格開発を経て、2007年11月 難燃ABSに代替可能なバイオマス樹脂 材料を商品導入し、現在に至る。

第5部 バイオプラスチックのバイオマス炭素含有率および生分解測定法
≪15:20〜16:20>>

産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 循環型高分子G グループ長 国岡 正雄氏
【経歴】
1989年 東京工業大学 化学環境工学専攻 博士課程 修了 工学博士
【専門】
生分解性高分子、生分解評価、バイオマスプラスチック 合成、バイオプラスチックに関わる国際標準化

主催: サイエンス&テクノロジー株式会社
■講演会のプログラム内容

第1部 非可食資源由来バイオプラ(サトウキビ由来ポリエチレン)の開発動向
<趣旨>
  トヨタグループの豊田通商(株)とブラジルの化学会社のブラスケン社は、枯渇の心配がなく、また二酸化炭素を増やさないサトウキビを原料にしてポリエチレンを作る共同開発を行い、2011年から、高密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンを合わせて年間20万トンの生産規模で商業化を始める。これは世界で初めての試みであり、その環境性・社会利用性について講演する。


1.ポリエチレンの利用用途

2.製造フロー

3.温暖化ガス削減効果

4.食料との関係

5.天然林・自然生態系への影響

6.ブラジル地域社会への貢献とフェアートレード

7.リサイクル方法とバイオ燃料・グリーン電力としての最終利用

8.バイオプラスチック利用の環境トレーサビリティーと
   バイオマス由来の判別法

9.ポリプロピレンの植物由来化

10.普及への課題


  □質疑応答・名刺交換□


第2部 植物由来プラスチックの最新動向とフィルム・シートの実用化例
<趣旨>
  植物由来 プラスチックの最新動向(原料、背景)とポリ乳酸を中心としたフィルム・シートの採用事例について各用途ごとに解説する。


1.背景
 1.1 法的規制と時代の流れ
 1.2 なぜ今、植物由来 プラスチックなのか?
 1.3 植物由来 プラスチックの最新動向

2.植物由来プラスチックの「ポリ乳酸」
 2.1 ポリ乳酸の環境側面(生分解性、カーボンニュートラル、LCA)
 2.2 ポリ乳酸原料 事情
 2.3 ポリ乳酸の種類
 2.4 ポリ乳酸のフィルム加工性

3.植物由来プラスチックフィルム・シートの実用化例
 3.1 三菱樹脂バイオプラ 製品
 3.2 三菱樹脂の植物由来 プラスチックフィルム・シート「エコロージュ」と「プラビオ」のグレードと特徴
 3.3 フィルム/シート用途での二次加工性
 3.4 用途ごとの実用化事例

  □質疑応答・名刺交換□


第3部 植物由来プラスチックの耐熱性付与、発泡特性付与と成形技術
<趣旨>
  植物由来 プラスチックは、耐熱性・発泡特性などに劣るものが多い。演者らは、使用が拡大しつつあるポリ乳酸に関し、更なる用途拡大のため、耐熱性・発泡特性付与の検討を行った。これらの樹脂改質技術と、その樹脂を用いて成形する際の加工技術について述べる。


1.ポリ乳酸使用に関する背景

2.ポリ乳酸の特性
 2.1 長所と用途
  2.1.1 フィルム
  2.1.2 繊維
  2.1.3 不織布
  2.1.4 生分解 用途
 2.2 技術 課題
  2.2.1 耐熱性;材料設計による耐熱性の付与
      (1) 射出成形:降温熱結晶化技術
              ・採用例紹介
      (2) シート成形:昇温熱結晶化技術
              ・採用例紹介
  2.2.2 発泡特性;発泡特性の付与
      (3) 発泡成形体の耐熱性付与
  2.2.3 耐久性;課題と対応策

3.今後の展望

  □質疑応答・名刺交換□


第4部 バイオマスプラスチックの難燃性付与とその評価
<趣旨>
 バイオマスプラスチックを電子機器などの構造材として採用しようとする動きが盛んである。しかし、生産量が多く、構造材として適用可能性のあるポリ乳酸PLA)は、耐熱性、機械強度、難燃性など多くの課題を有する。そのため、植物度を大幅に低下させず、現状の石油系樹脂に代替することは、困難であっ た。
 本報告では、植物度30%以上で、難燃性と高い機械強度を両立、さらに厳しい部品要求仕様を満たした難燃ABS代替可能な新規 バイオマス樹脂 材料について説明する。本 バイオマス樹脂 材料は、植物度25%以上に認証されるバイオマスプラ(BP)マークを取得し、複合機やプリンターの可動部品に 採用されている。

1.背景
 1.1 バイオベース樹脂を取り巻く最近の環境
 1.2 どうしてバイオベース 樹脂なのか?
 1.3 富士ゼロックスの環境への取り組みの変化
 1.4 バイオベース 樹脂の開発動向(ポリ乳酸
 1.5 富士ゼロックス開発 バイオベース 樹脂製品

2.バイオベース樹脂の高強度化
 2.1 PLAの課題
 2.1 繊維強化

3.バイオベース樹脂(PLA/PC)の難燃化
 3.1 ULテスト判断基準
 3.2 PLA/PC難燃化の最大の課題
 3.3 難燃化アプローチ1: 高リン難燃剤の適用
 3.4 高リン難燃剤適用の効果
 3.5 高リン難燃剤適用の大きな課題
 3.6 難燃化アプローチ2: 難燃剤の均一分散
 3.7 難燃剤の偏在化は可能か?
 3.8 富士ゼロックス バイオベース 樹脂 材料の難燃化

  □質疑応答・名刺交換□


第5部 バイオプラスチックのバイオマス炭素含有率および生分解測定法
<趣旨>
 本講座で紹介されているようにバイオプラスチックは、石油、バイオマスどちらを原料にしても生産できるものが増えてきた。また、バイオマス 由来のバイオマスプラに石油由来のプラスチックをブレンドすることにより機械的性質を向上させる事が行われている。
  そのような場合、どの位のバイオマス 原料が使われているのかが重要になってくる。バイオマス 炭素含有率測定方法について、放射性炭素14濃度から計算する 方法を紹介する。また、バイオプラスチックの自然界での使用や、廃棄物処理の観点で、生分解の評価も重要になっている。国際標準規格に則った生分解評価法 を紹介する。

1.バイオマスプラのバイオマス炭素含有率測定法メカニズム
 1.1 バイオマスにごく微量の放射性炭素14が含まれる理由
 1.2 微量放射性炭素14濃度測定法
 1.3 加速器質量分析
 1.4 米国試験材料規格ASTM D6866による測定法
 1.5 米国の優先調達プログラムの紹介

2.バイオマス炭素含有率の測定例
 2.1 バイオマス 原料の測定例
 2.2 バイオ燃料バイオエタノール)の測定例
 2.3 バイオプラスチックの測定例
 2.4 プラスチック複合体の測定例
 2.5 測定精度

3.バイオマスプラ認証制度
 3.1 日本バイオプラスチック協会によるマーク認証制度
 3.2 その他の安全基準

4.国際標準規格に則った生分解評価法
 4.1 バイオプラスチックに関わる国際標準規格化の概要
 4.2 コンポスト中での生分解評価(ISO14855-2)
 4.3 嫌気生分解評価法(ISO15985)
 4.4 新しい嫌気生分解評価法の紹介

  □質疑応答・名刺交換□

 
 
 
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