食糧との競合を避ける事が出来、面積当たりの生産エネルギー効率は地上の植物の約数倍から数十倍で大量培養が可能で、また、そこから多様な燃料や飼肥料・有用素材が生産できる等、優れた特性を有した藻類バイオマスが脚光を浴びています。どこに、どんな藻類バイオマスの市場・ビジネスチャンスがあるのか?又、ビジネスとして成立させるためにはどんな条件が必要なのか(事業化手順・採算性は)?藻類の探索・選定パターン・品種改良の手法など、最新事例から具体的に取り上げていく!!
第一日目、 「藻類バイオマス 工業利用における最新動向と事業戦略」では、どこに、どんな藻類バイオマスの市場・ビジネスチャンスがあるのか?又、ビジネスとして成立させるためにはどんな条件が必要なのか(事業化手順・採算性は)?日本
及び海外における藻類バイオマスビジネスの実情を始め、市場動向・ビジネスチャンスと事業化手順等を踏まえた具体的戦略、又、培養・工業利用における課題と対策及びビジネスモデル構築のポイントに至るまで、検討すべきポイントに沿って、わかりやすく詳説頂きます。
第二日目、「藻類バイオマス 工業利用における技術プロセス」では、燃料生産・有用物質抽出に適した藻類をいかに見つけ、どのように増やせば良いのか?又、どうすれば効率よく目的とする有用物質を回収・抽出することができるのか?藻類バイオマスの探索・収集・取り扱いのポイントを始め、品種選定・品種改良(育種)技術及び、コンタミ防止・長期連続収穫を含めた培養技術、又、回収・抽出技術における最新動向・実際例について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に技術課題への対応・コスト削減の具体策を含め、体系的に詳説頂きます。
第三日目、「藻類バイオマス 工業利用における事業採算性」では、いかに藻類の特性を考慮し、目的・状況に合わせたシステムを構築すればよいのか?又、どのようなシステムを構築すれば採算が合うのか?藻類バイオマス工業利用における事業成立条件及びその採算性と、各種の複合生産・カスケード利用の実際例について、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に技術課題・コスト削減・事業化のポイントを含め、わかりやすく詳説頂きます。
第四日目、「藻類バイオマス 工業利用におけるコスト削減法(エネルギー収支、コスト試算)」では、どういった技術・システムによるコスト削減に可能性が有り、どの程度の期間でそれが可能化のか?藻類バイオマス工業利用の前に押さえておきたい藻類バイオマスの光合成の可能性とその限界を始め、藻類バイオマスの生産性を規定する諸因子(コンタミ、有用生産物回収、他)と対策、又、窒素のカスケード利用・光利用効率改善等による具体的なコスト削減法に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の小俣先生にエネルギー収支・コスト試算も含め、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に技術課題・コスト削減・事業化のポイントに至るまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく説明頂きます。藻類系バイオマスで新規参入の判断材料を求める経営者様、商用化を加速させたいと考える研究担当者様には、欠かせない内容として全4日間,約22時間(参加講師14名)に渡り集中講義します。
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