乳酸菌|機能性研究における、地域特産品,乳酸発酵技術,乳酸菌,老化抑制作用,GABAなどの事例,課題,問題,市場,動向など、セミナーでお届けします。

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環境・新エネルギー セミナー 乳酸菌機能性研究 セミナー2010年11月 > 乳酸菌機能性研究地域特産品への適用事例
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乳酸菌機能性研究と地域特産品への適用事例
 
乳酸菌機能性研究と地域特産品への適用事例
伝統的な醸造・発酵食品や微生物工業では、酵母やカビ、細菌が巧みに用いられています。その中でも乳酸菌は機能性が高く、その乳酸菌の利用により、食品に付加価値を与えることが出来ます。
本セミナーでは、乳酸菌の機能性研究の最新動向と、地域活性化を目的とした食品への利用事例についてご紹介いたします。地域特産品開発へのヒントになるセミナーとなれば幸いです。
対象:食品メーカにおいて新規食品開発を担当する技術者・研究者はじめ、乳酸菌を利用した特産品開発を企画する技術者や研究者、地方自治体の企画担当者の方々。
■講演会の概要
●日 時 2010年11月18日(木) 13:00〜17:00
●会 場 全国家電会館 会議室
<東京都文京区湯島3−6−1> 会場地図はこちら
※急ぎのご連絡は(株)メガセミナー・サービス(TEL06-6363-3372)まで!!
●受講料 35,700円(1人/税込み)
※資料代を含む
10/18迄
 早割適用
 受講料
33,915円(税込)/1人
※『早割制度』…開催日の1ヶ月前までにお申し込みの方に限り、
受講料を5%割引いたします。
●主 催 (株)エヌ・ティー・エス
●概 要 第1講 乳酸菌の新たな機能性と乳酸発酵技術を活用した地域特産品開発
園元 謙二(九州大学)

第2講 老化抑制作用を有する乳酸菌を利用した製品開発事例
木元 広実(畜産草地研究所)

第3講 三陸産イサダのGABA強化乳酸発酵粉末の開発
志津里 芳一(北里大学)
■講演会のプログラム内容
第1講 乳酸菌の新たな機能性と乳酸発酵技術を活用した地域特産品開発

●時 間13:00〜14:30 
●演 題
●講 師 九州大学 大学院農学研究院 生命機能科学部門
     教授 園元 謙二
●内 容
乳酸菌は、古くから発酵・醸造分野で利用されてきた。現在、発酵工学、遺伝子工学の急激な
進歩によりその潜在能力が明らかとなり、またその豊富な微生物・遺伝子資源によって乳酸菌
ライフサイエンスや乳酸菌バイオテクノロジーの研究が急速な勢いで進展している。その結果、
乳酸菌を「有用な機能の生産工場」として認識・活用したものづくり研究が盛んに行われるよ
うになった。このような見地から、乳酸菌やその生産物の「食」「環境」「健康」など様々な
分野での利用をめざし、乳酸菌の旧来の利用の枠組みを超越した、バルクおよびファインケミ
カル製造をも含む新産業基盤の確立が期待されている。
本セミナーでは、日本の得意分野である発酵技術によるものづくり研究開発の中で、「乳酸菌」
を利用した機能性食品・素材の開発を紹介する。特に、優れた「乳酸菌」を見つけ出し、食品
や未利用資源を活用して機能性食品・素材をどのようにしてつくり出すのか、九州地域におい
てのさまざまな研究(乳酸菌機能の戦略的活用の具現化と新産業の創出)を例に解説する。

1.発酵、発酵食品、食品微生物とは
2.現代社会と疾病予防、食品の機能性
3.乳酸菌とは
4.乳酸菌を利用した機能性食品・素材の開発
 ・アンチエイジング効果食品・素材
 a.食品機能性対応指標に基づく階層的バイオプロセス制御技術の開発(原料:脱脂大豆)
 b.八女産茶葉の高度発酵制御による抗加齢機能性食品の開発(原料:福岡県八女産茶葉)
 ・安全・安心な抗菌剤、バクテリオシンの利用
 a.新規二段階乳酸菌発酵・精製法の開発(原料:焼酎粕)
 b.乳酸菌バクテリオシンを利用した乳房炎予防・治療抗菌剤の開発

講師プロフィール
1976年 九州工業大学 工学部 工業化学科 卒業
1979年 京都大学 大学院工学研究科 工業化学専攻 修士課程 修了
1982年 京都大学 大学院工学研究科 工業化学専攻 博士課程 修了
1982年4月 京都大学 工学部 工業化学教室 助手
この間、1986年5月より1987年11月まで、ドイツ・ゲッチンゲン大学微生物学研究所特別研究員
1983年1月 工学博士(京都大学)
1990年4月 九州工業大学 情報工学部 生物化学システム工学科 助教授
1993年4月 九州大学 農学部 食糧化学工学科 助教授
2000年4月 九州大学 大学院農学研究院 助教授
2001年4月 九州大学 大学院農学研究院 教授
2005年4月 九州大学 バイオアーキテクチャーセンター 教授(複担)
2007年12月 クォーク・バイオ有限責任事業組合(Qok・Bio LLP)副代表 現職
専門分野:応用微生物学、酵素工学、生物化学触媒工学

<休憩 14:30〜14:45>

第2講 老化抑制作用を有する乳酸菌を利用した製品開発事例

●時 間14:45〜15:45
●演 題
●講 師  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所
      主任研究員 木元 広実
●内 容
高齢化社会の到来により、健康で長寿であることに対する関心が高まるなか、老化反応を抑える
食品の開発が望まれている。老化に関連する生理現象としては、記憶能の低下、免疫応答の低下、生体内酸化の進行、骨密度の低下などがある。
我々は、ラクトコッカス・ラクティスH61株を、老齢期に骨粗鬆症を発症する老化促進モデルマウスに経口投与した結果、非投与群に比べてH61株投与群でマウス右大腿骨骨密度が高くなっており、また、非投与に比べて外観の皮膚の老化度が低下することを見出した。
このようなH61株の老化抑制作用は生菌のみならず死菌体でも見られることから、食材に添加したり、またはサプリメント等としても利用できる。従って、H61株を利用した付加価値の高い新規な食品の開発、かつ高齢者向けプロバイオティック食品の開発が期待できる。
茨城県北部は高齢化が進んでおり、大きな問題となっているが、一昨年の秋にH61株を利用した乳製品が茨城県北部のJAみずほから販売された。
本セミナーでは、H61株の老化抑制作用について、詳しい作用、メカニズム解析の進捗状況に加え、今後の新しい展開についても述べたい。

1.プロバイオティクスとは
2.新しいプロバイオティクスの老化抑制作用について
3.乳酸菌の老化抑制メカニズムについて
4.新しい展開

講師プロフィール
1992年3月東北大学農学研究科食糧化学専攻修士課程修了
1992年4月 農林水産省入省 畜産試験場入所 現職
     (農業・生物系特定産業技術研究機構 畜産草地研究所に改組)
2003年9月 博士(農学、東北大学)

           
第3講 三陸産イサダのGABA強化乳酸発酵粉末の開発

●時 間15:50〜16:50 
●演 題
●講 師 北里大学 海洋バイオテクノロジー 釜石研究所 
     部長/特任教授 志津里 芳一 
●内 容
岩手県内の発酵食品から乳酸菌を収集し、簡易系統解析および機能解析を行いライブラリーとして整備した。これらの乳酸菌の中からGABA生産能をもつ20株を選抜し、イサダ(ツノナシオキアミ)を原料として乳酸発酵によるGABA強化粉末の製法を開発した。イサダは劣化が早くこれまではほとんど食用として利用されておらず、釣り餌などとして用いられていた。
本法は、乳酸菌発酵によりイサダの劣化を抑えるだけでなくGABAを生産させ、有用機能強を付加することに成功したことになる。現在、実用化を目指し協同組合マリンテック釜石と共同で高品質な食用素材としての開発を行っている。

講師プロフィール  
1974年3月 理学博士(名古屋大学理学部化学科)
 同年   米国バージニア大学 博士研究員
1976年   万有製薬株式会社 研究員
1980年   名古屋大学 理学部 化学科 助手 
1982年 慶応義塾大学 理工学部 助教授
1990年 徳島文理大学 薬学部 教授
1994年 海洋バイオテクノロジー研究所・清水研究所・室長
1996年 同 副所長兼室長
1997年   同 所長
2000年10月 海洋バイオテクノロジー研究所 副所長
2008年4月 北里大学 海洋バイオテクノロジー 釜石研究所 部長(特任教授)

 
 
 
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