米国では藻類を原料としたバイオ燃料を開発するベンチャー企業が続々と登場し、実用化・事業化へ向けて加速している。面積当たりの生産エネルギー効率は地上の植物の約数倍から10倍で大量培養が可能とされる藻類系バイオマス、いかに大量・高速培養し、効率よく燃料を生産すればよいのか?又、藻類の探索・選定パターン・品種改良の手法は?最新事例から具体的に取り上げていきます。
第一日目、 「藻類系バイオマスの工業利用における最新動向とビジネスチャンス」では、藻類系バイオマスのどこに市場があるのか?ビジネスとして成立させるための条件とは何か?を探ります。藻類系バイオマスビジネスに参入する前に押さえておきたい留意点を始め、日本及び海外における藻類系バイオマスビジネスの実情、事業化のポイント、又、これからの市場予測・ビジネスチャンスに至るまで、検討すべきポイントに沿って、わかりやすく詳説頂きます。
第二日目、「藻類系バイオマスの培養と工業利用-1(バイオ燃料生産編)」では、目的に合った藻類の探索・選定は?、いかに大量・高速培養し、効率よく燃料を生産すればよいのか?最新の技術動向・研究結果から課題解決の糸口を探ります。藻類系バイオマスからのエタノール・ディーゼル等石油代替燃料を始め、メタン発酵ガス・発酵水素、また、固形燃料等バイオ燃料の生産・利用の実際に至るまで、体系的に詳説頂きます。
第三日目、「藻類系バイオマスの培養と工業利用-2(有用物質生産編)」では、付加価値の高い有用物質を抽出するため、藻類系バイオマスをいかに育種・品種改良を進めれば良いのか!?また、抽出した有用物質をどのように商品化すれば良いのか?を事例を通して探ります。ビジネスとして捉えた藻類系バイオマスからの有用物質の生産・利用の事業戦略を始め、産業利用の可能性がある藻類系バイオマスの探索・収集のポイント、又、飼料・機能性食品・有用素材等への具体的な生産・利用事例に至るまで、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳しく説明頂きます。藻類系バイオマスで新規参入の判断材料を求める経営者様、商用化を加速させたいと考える研究担当者様には、欠かせない内容として全3日間,約18時間(参加講師14名)に渡り集中講義します。
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8月:プログラムの開催日程
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1.バイオマスエネルギー
ビジネスの参入戦略
〜藻類系 バイオマス
ビジネスを始める前に押さえておきたい
落とし穴とそのリスク対策〜 |
13:00-14:15 |
バイオマスエネルギー
ビジネスの参入戦略
〜藻類系 バイオマス
ビジネスを始める前に押さえておきたい
落とし穴とそのリスク対策〜 |
2.藻類系
バイオマスの利用を巡る最新動向と事業化への展望
〜培養・エネルギー変換における技術課題と対策から、
ビジネスモデル構築のポイントまで〜 |
14:15-15:45 |
藻類系
バイオマスの利用を巡る最新動向と事業化への展望
〜培養・エネルギー変換における技術課題と対策から、
ビジネスモデル構築のポイントまで〜 【技術課題】 |
3.藻類系
バイオマス 利用ビジネスの市場動向とビジネスチャンス
〜事業化の条件、必要設備とコスト、事業採算性〜 |
15:45-17:00 |
藻類系
バイオマス 利用 ビジネスの市場動向とビジネスチャンス
〜事業化の条件、必要設備とコスト、事業採算性〜 |
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1.藻類系
バイオマスからの有用物質の生産と事業戦略
〜バイオマスエネルギーとしての藻類とその事業展開のポイント〜 |
9:30-10:45 |
藻類系
バイオマスからの有用物質の生産と事業戦略
〜バイオマスエネルギーとしての藻類とその事業展開のポイント〜 |
2.産業利用可能性がある藻類系
バイオマスの探索・収集
〜応用利用可能性のある藻類の探索・収集のポイント〜 |
10:45-12:00 |
産業利用可能性がある藻類系
バイオマスの探索・収集
〜応用利用 可能性のある藻類の探索・収集の
ポイント〜 【探索・収集】【有用株選定】 |
3.藻類系
バイオマスの大量培養と生産品の事業化への展開 |
13:00-14:15 |
藻類系
バイオマスの大量培養
技術と生産品の事業化 事例
〜品質の安定化と安定供給、生産品の販路、
経済性〜
【飼料・オイル】 |
14:15-15:30 |
藻類系
バイオマスの大量培養
装置の開発と飼料・有用素材
への利用 【薬品・飼料】
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15:30-16:45 |
藻類系
バイオマス(ユーグレナ)の大量培養と有用物資
生産と
その利用 【機能性食品】
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1.藻類系
バイオマスの特性と目的に合った品種選定法 |
10:00-12:00 |
藻類系
バイオマスの特性と目的に合った品種選定
法 |
2.藻類系
バイオマスの品種改良の具体策
〜各種 藻類系
バイオマスの育種技術〜 |
13:00-14:30 |
藻類系
バイオマスの品種改良の具体策
〜各種 藻類系バイオマスの育種技術〜 【機能強化】 |
3.藻類系
バイオマスの培養技術
〜大量培養のポイント〜 |
14:30-16:00 |
藻類系
バイオマスの培養技術
〜大量培養のポイント〜 【最適培養】 |
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お申込み、ご検討中の方へ
2010.8.23
第一日目が始まりました。代表;橋本も参加しております。受講者様からは、「次のテーマを決めるのに、たいへん役に立った!」という声を頂きました。微細藻類における事業化では、最初に高付加価値である有価物から入り、最終段階でバイオ燃料という事業化プロセスが大事です。2日目のバイオ燃料、3日目の有価物
編も、引き続きご講演下さい。2日目はまだ枠がございますが、3日目はほとんど席がありませんので、飛び込みの方は事前に何卒、受付(06-6363-3372)まで連絡をお願致します。(代表;橋本)
2010.8.20
いよいよ来週開催に迫ってきました。特別テキストの製本発注の都合上、まもなく締め切りとなりますので早めにお申込み下さい。
今回は学術関係者や戦略コンサルティングファームの方が大変多く出席されております。又、独立系技術者の事業化を目指す方も相当数の参加となっております。可能な限り、最新の情報をお届けできるように講師陣にお伝え致しました。
土日のお申込みはインターネットのみとなりますので何卒、宜しくお願い致します。
2010.8.17
バイオ燃料はどこでも開始しており相談も増加中ですが、今回は有用物の回収の電話相談から。藻類
等から飼料を作り出すために、実際に培養してからどのようなプロセスを通って事業化するのか?進め方についての事例は、3日目です。飼料、薬品、オイル、機能性食品と、様々な事例を講演、質疑・応答から講師との名刺交換まで実施致します。(代表;橋本)
2010.8.10
韓国・台湾など、海外でも話題の藻類系バイオマス講演会ですが、極力、セミナー開催の事前に、質問や課題
等を連絡頂けますと、講師陣にも伝える事ができ、当日の講演会の内容に盛り込めると思います。実用化まで、あと一歩とされる藻類系バイオマスの課題・質問は、右フォームからご連絡を頂ければと思います。→http://www.megaseminar.jp/contact.html
その他欄に「藻類系バイオマス」と記載頂ければ、スタッフも迅速な対応が可能です。尚、お盆休みは8月12日〜8月16日迄です。
2010.8.4
ベンチャーによる独立も視野に入れている方からのご相談ですが、本セミナーでは、実際の手順や採算性、大量培養後の出口(売り先)等、業界の方向全体を掴める内容となっております。トップランナーでもある講師陣が、今後どんなビジネスに発展する可能性があるのか、或いはどこにチャンスがあるのか等、質疑・応答時間もありますので、有意義な講演会に是非、ご参加頂ければ幸いです。
2010.8.2
下記の内容を読まれた・・・水処理関連の技術者の方〜・・・栄養素(リン、窒素)を含む排水など、再利用水の活用視点からの提案です。水処理関連企業の方々も、強い関心を持つ分野ですので、専門分野と思われる講師陣に相談し、ヒントになる情報や事例も盛り込んでいきます。尚、講演内容の質疑・お問い合わせは・・・企画部まで(06-6363-3359;橋本)
2010.7.20
培養方法の施設に関しての質問に対してですが、パネル方式、ビニールバッグ方式、ステンレスタンク方式の3つです。藻類の製造が本格化しますと、設備・施設の需要も出てくるでしょうから、現場の課題という視点で、講義の受講を頂くと有意義だと思われます。講演後には質疑・応答に加えて、講師との名刺交換も可能となっております。
2010.7.17
バイオマス燃料製造設備、精製・製造装置を製作、製造されている皆様からの共通質問への回答です。陸上油脂植物と比較すると驚異的な生産効率があるとされる藻類バイオマス。木質系バイオマスや機械系の方が新たに必要な要素、それは光合成で育つ微細藻類ですから、培養を行う技術ノウハウが必須です。米国では藻類バイオ燃料のニュースが急増しています。機械・電気製造メーカーの方は、1日目でビジネス参入条件、技術課題、必要設備〜コスト等が講義内容となっておりますので、ぜひご参加頂ければ幸いです。
2010.7.12
企業研究所、学術研究者のお申込みが増えています。新規事業探索の方は1日目を、又、技術系の方は2〜4日目をオススメしております。特にご興味のある分野、ご関心の高い技術に関しましては、お申込みフォームに記載頂きますと、事前に講師陣にも匿名にて、情報をお伝えしておきますので講演会にて反映されるように致します。どうぞ宜しくお願い致します。(代表;橋本)
2010.7.8
米国では石油大手エクソンモービル社が藻類のバイオ燃料生産に約530億円を投じる計画とのニュースもあり、藻類系バイオマスのコスト試算で1L当たり200円も視野に!大量培養技術が脚光。情報が少ない中、4日目は品種探索・品種改良・大量培養技術を詳説します。
2010.6.21
講師陣との打合せ情報。米航空業界では藻類から作ったバイオ燃料を搭載した飛行試験のニュースが続いている。藻類系バイオマスの特徴は、狭い面積でも大量に油が採れること。大豆は1ha当たりで取れる油が約500リットル、藻類なら約10万リットルと桁が違う。米ベンチャーは今、微細藻類の有望株
探索・発見に力を注いでいる・・・詳細情報など、お知らせ致します。
2010.6.10
本セミナーは、エネルギー関連企業の技術部門の方だけではなく、周辺産業の新規事業部門の方も、一通り知っておくべき内容を網羅・整理してお届けしています。宜しくお願い致します。(代表;橋本)
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