植物工場ビジネスで販路を確保しようと思えば、最も即効性があるのは、イニシャルコストとランニングコストを抑える、コスト削減の実現!そして需要が多く、付加価値が高い野菜を育成するのに必要な栽培技術として、環境制御の選択肢は?品種改良のポイントは?植物工場特有の栽培技術が必要です
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第一日目では、イニシャルコストとランニングコストを抑える事業計画・施設設計の要諦、どんな環境が、高品質で安定した収穫につながるのか?個別技術(環境制御・栽培育成技術)のメリット・デメリット、又、計画・設計段階で収益確保するための手順、コスト削減の前に何を押さえておくべきか、技術導入段階でのポイントを始め、事業のリスクを減らすのに、結果的に必要な補助金の申請手順・手続き(:情報は複雑多岐に渡っており、常時変更されている)の実際に至るまで、ポイントに沿って総合的に詳説致します。
第二日目は、事業採算性に合う(収益性を高める、コストを大幅削減できる)判断基準を通して、どのような“環境制御技術・システム”が適しているのか?、各種
環境制御装置(照明装置、殺菌技術、環境制御、センシングシステム)における選択基準と、さまざまな条件(対象植物、立地、スペース、環境)からみたコスト比較等、そして、途中から農作物を変える場合、LED照明ではなく、他の人工光源でもよかったのか?など、汎用性の取れる初期方策や、個別状況毎のプラン変更等に焦点を当て、事業計画立案の視点から、まとまりのある一貫した事例に沿って、個別の技術課題と全体像の関係性が理解できる内容で詳説致します。
第三日目には、植物工場ビジネスの栽培・育成管理からみた“コスト削減”に焦点を当て、収益性の高い農作物の選択基準など、採算性からみた農作物と栽培・育成管理(栽培期間・周期)の組み合わせ方と、具体的な効率化・品種改良の事例(完全制御型、多段式、自然光利用型、周年多周、太陽光利用型知的)を「計画通りに行かなかったこと、やってみて初めてわかったこと!」など経験知として、植物工場事業者の立場から情報提供、そして新規参入者のために、黒字化できるビジネスモデルの設計、既存施設の問題点と、農作物と栽培・生産技術の選び方・新しい技術を、体系的に整理、練りのイメージを疑似体験できるよう、斯界の第一線でご活躍中の講師陣に詳明頂きます。新規事業を探索の中、知識が早急に必要な方、事業開始前に検討すべき事業課題の抽出を行いたい方には、欠かせない内容として全3日間,約17時間(参加講師14名)に渡り集中講義します。
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